ブロガーにとっての読書について
スマホのデータ通信量の容量不足により、パソコンでの更新を余儀なくされているサビモです。平日ですが、土曜出勤の代休により家で作業ができています。
スマホが使い物にならないので通勤電車では本を読んでいます。たまたま会社にあったミステリー小説、佐藤正午先生の「アンダーリポート」を読んでいます。過去の記憶を辿りながらストーリーが進んでいきますが、過去の記憶を辿るためのツールとして日記が出て来ます。
過去の話なのでブログを個人で行う事が一般的ではない時代。ブログの代わりとなるものは紙の日記です。現在では日記帳に記載している方よりも、ブログを行なっている方の方が多いかと思います。
作中では過去の回想が中心となりますが、私のこのブログも10年後か15年後か分かりませんが、見返して懐かしむ日が来るのかも知れません。
そんなノスタルジックな気持ちにさせてもらった佐藤正午先生の「アンダーリポート」ですが、ノスタルジックな気持ちになる以外にもブログを書くうえで気づかされてた事があります。
それは文章の体型です。小説を読む事で、自分のこれまで書いてきた文章と小説の文章を見比べる事ができました。当然ながら僕は素人なので、作家先生と比べて比較するなんて失礼に当たります。見比べるというよりも、きちんとした文章を読む事で自分の幼稚な文章に気づかされたという方が正しいかと思います。
自分の文章で良くない点は必要以上に敬語を使いすぎている点でした。自分から発信した文章を読んでくれている方がいるので、必要以上に敬語を使いすぎていました。
「読んでいただいている」→「読んでくれている」
すぐ上の文にも敬語にしても問題ない場所がありますが、敬語にすると文字数が多くなり、ひらがなも続く事により読み辛い文章になっています。
「文章になってしまっています」→「文章になっています」
読み直した際に修正した箇所ですが、すぐ上の文章でも省略できました。このような省略可能な部分を付ける癖が自分にはあるのだと気づきました。
2点自分の癖を記載しました。1点目は仕事上メールを書いているため、ブログでも敬語の癖が抜けていない事。2点目は不必要な文字がある、口語的な表現になっている点です。ブログをノリノリで書き進めいる時に口語的な表現になっており、読みづらくなっています。
もちろん、書いている方の癖が心地良く、多くの人を引きつけている場合もあるでしょう。僕のように読み辛い癖は直した方が良いかと思いました。
ブロガーにとっての読書とは、自分の文章を客観的に見る事ができる良い機会になると気づけました。これまで読書する機会が少なかった方は通勤中にでも読書してみてはいかがでしょうか。ウイルスにより外出も自粛する都市も多いので、お家で読書も悪くはないと思います。