pocket money diary

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20代既婚。25,000/月のお小遣いで有意義な生活をする事を決意した者の備忘録と日記。統計検定取得目標。節約と日記とビジネス、釣りの話が中心です。

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喫茶店で出会った怪しい人達

統計学検定の取得を目指しているサビモです。先日、街まで出て喫茶店で勉強していました。昼の15時頃から19時頃まで勉強しており、隣の4人がけの席には4時間の間で2組のお客が座りました。その2組とも2時間ほど話をしていきましたが、奇跡的に2組とも怪しげな人達で話が気になり勉強に集中出来ませんでした。

1組目は就活生とアドバイスを求められた社会人。就活生が「どこにお勤めですか?」と聞くと、「〇〇〇自動車」だよと社会人が言っており、就活生が「凄いっすね〜」なんて言っている。

この時点で少し怪しい。どこで見つけてきた人なんだ。アドバイス貰うのに勤め先も知らない事なんてあるのか。ましてや〇〇〇自動車で働いてる社会人も怪しすぎる。確実に工場の作業員...ピアスをバチバチに開けた、ヤンキーみたいな服装。この社会人になんの実績があってアドバイスする事になったんだ...

この就活生君の質問も「株式会社〇〇ってところでセミナーの斡旋やってて、大学の仲間とやってるんですけど、LINEグループの15人中5人はやる気がないんですよ、どうしたらいいでしょうか」セミナーの斡旋って、お前も怪しいんかい。

社会人のアドバイスも「正面から面と向かって話すしかないね」。当たり障りもなければ、捻りも無い。質問自体も大した事無いが、何だこの会話は...こんな会話を2時間。最後には握手して終わり。2時間もの間、掴みどころの無い雲のような話ばかり。逆に凄い、それに聞き耳立てている僕も僕ですが。

1番印象に残ったのは幽体離脱して目覚めた話。「幽体離脱したら目覚めて何もかも分かるようになった、それで成功した」。就活生が一生懸命メモを取っているのを見て、「昔はやってたな〜メモ。今は幽体離脱して全て覚えられるようになったから、メモは取ってない」。幽体離脱って...せめて瞑想とかなら説得力もあるだろうに。それで何について成功しているんや...何も言ってなかったぞ。

最後には就活生が凄い怪しみつつ、段々と社会人の言葉も要領を得ない形に...就活生も「工場系の仕事ですか」って聞いてるし...もちろん工場でもちゃんとした開発の正社員等はいるが、直接的でないにしろ「作業員ですか」って聞いてるに等しい。2時間ほど非日常を楽しめた、良い機会になった。

2組目は介護系の経営者の孫で経営について学びたい気の弱そうな人、謎の仲介女性と介護系の経営者の3人。最初は2人組の男女で2人とも20代中盤、女性が「〇〇さん後で来るからね、経営してる人だから何でも聞いてね」。女性と男性も絶妙な距離感もあるし、女性と気の弱そうな孫も似つかわしくない、組み合わせ。まさか2連続で怪しい人達がくるなんて。

またしても、僕は聞き耳を立ててしまいます。しばらくして、経営者の男性も登場。容姿を確認しつつ、今回は経営者っぽい方で見た目的には問題なし。話も経営を経験している感じもするし、1組目の社会人よりは凄くしっかりしてるし、話も筋が通っている。しかし、問題は孫にあった。

経営について何か知りたい事は無いかとの質問に対し、「経営者ってそもそも何ですか」という質問が飛んできた。資金繰り等のもっと具体的な質問が飛んでくるかと思っていた僕は驚いてしまったが、驚いたのは女性も経営者も同じようで、2時間にも及ぶ話のほとんどが経営者の仕事内容や心構えといった物となってしまった。

また、孫は「お菓子の専門学校行って、お菓子屋になろうと沖縄に住んだけど何か違うなって思って帰ってきた」なんて言っているので、フワフワした方だなと思った。経営者も、なぜ経営者になろうと思ったのか疑問に思ったのだろう、経営者が質問した所、おじいちゃんから継ぐか聞かれている様子だった。

「おじいちゃんは孫君の何が経営者に向いてると思って継がせようとしてるの」と経営者からの割と鋭い質問が飛んだ。回答は「優しいから」。介護職員としては向いてると個人的には思ったが、経営者としてはどうなんだろうと思った。しかし、聞き耳を立てているだけなので特に意見する事もないのだが...社長だったら頼りないなと思ってしまった。もちろん優しい社長さんも世の中にはいっぱいいると思う。

一通り話も終わり、経営者がトイレに行っている間に女性が孫君に理解できたかと聞くと孫君は「全然理解出来てないです」とのこと...大丈夫かと僕が不安になってしまった。全くの部外者なので心配も不安になる必要もないのだが。結局、別の機会を孫君が設けてもらう形で解散となった。

その後、僕もジモティで初めて会った方と喫茶店でお話ししたのだが、アムウェイの話やら借金の話やらしていた(お相手の方が)ので、側から見たら先述の2組と変わらないくらい僕も怪しかっただろう。

しかし、この2組はどこで繋がったのだろう、これで収益を得ているのだろうか。怪しい人達に見られていた僕はジモティで出会った。世の中には色々な方や色々な事が知らない所で起こっているんだなあと思った、そんな土曜日でした。(割と勉強は進んだ事とホワイトデーのお返しを購入できた点だけは有益な日でした。なんか、デュラララ!!ってアニメ思い出した、そんな土曜日)

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