pocket money diary

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20代既婚。25,000/月のお小遣いで有意義な生活をする事を決意した者の備忘録と日記。統計検定取得目標。節約と日記とビジネス、釣りの話が中心です。

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組織を吸収する際の注意点

どうも、新しい期が始まり新組織に吸収された場所で働くサビモです。

まぁ、世の中組織変更は往々にしてある事ですが私の組織も会社のビックな組織に吸収されました。しばらくは通常通りの仕事を行っていましたが、私がプロジェクトリーダーを務める仕事がスタートしました。

ルーチンに近い内容ではありますが、毎回のバージョンアップさせ、製品の向上を図ってきました。もちろんバージョンアップの方向性も自身やメンバーを踏まえ、検討していました。

方向性の決定は組織の吸収前に行われ、決定通りに行われる予定でした。まあ、起こるとは思っていましたが、新組織に入り、プロジェクトにテコ入れがなされました。

新組織の意向を取り入れ、更により良い物にしようという形です。当然、新組織の意向も十分理解できます。

しかし、プロジェクトは進んでいるし、方向性が変わる、進め方が変わると当然ながら旧メンバーは混乱します。

私が言いたい事は自分が逆の立場になった際に、この事を教訓にし、円満により良い製品を作り出す事です。

今回の問題点としては、進行中のプロジェクトにテコ入れをした点。プロジェクトのバックボーンを知らずに、目先の利益を優先した点です。

では、進行中のプロジェクトに途中でテコ入れをするとどうなるかです。今回の場合は製品のターゲットを増やすテコ入れがなされました。

より多くのターゲットを獲得する事は大切です。しかしながら、元来重視してきた顧客が離れる事態に繋がる可能性もあります。

高級路線の製品であれば、高品質かつ高額であり、購入者も少ない。より多くの収益を生む為に、中品質や低価格路線を歩み失敗した事例もあるでしょう。まぁ、その逆で成功した事例もあり結果が出ていない現時点でないも言えないのですが。

やり方やトップが変わる事によるイザコザなんて良くある事です。しかし、イザコザを防ぎきれなかったのは僕にも責任があります。

第一にターゲットや商品価値を新組織のトップに伝えられなかった点。面談の場がそういう場だと思わなかった点。どの様なタイプの組織か判断せずに話した点。

新組織への統合にあたり、フランクな雑談レベルの面談がなされましたが、まさかあの面談でプロジェクトの方向性が決まるとは思っても見なかったです。面談も正式なモノでもなかったが、気づかなかった僕にも責任はあります。

また、新組織がテコ入れをガンガン入れる様な組織だと知らなかった点も僕に責任があります。理想を語るのは簡単ですが、実行には多大なるエネルギーを必要とし、リスクも伴います。

また、大きい組織のトップに萎縮し、長い物に巻かれるだけであった事、リーダーとしてメンバーが混乱する事を考えなかった事、反省点は多々あります。

そんなこんなで、私がリーダーを務めるプロジェクトが右往左往してしまいました。今後に活かす為にまとめると。

  1. 製品のバックボーンを理解する
  2. 変更点がバックボーンに合うか検討する
  3. メンバーが萎縮せず、伸び伸びと意見を言える環境を作る
  4. 意見を聞く場をより多く持つ

私が組織を吸収する様な立場になる可能性は限りなく低いですが、自分が逆の立場になった際には気をつけたいと思います。

最後にこのプロジェクトは、売れなければ僕の責任になる。売れるとテコ入れが評価される。その様な状況になってしまいました。

残念ながら前に進むしか選択肢は無さそうです。このプロジェクトの成功を祈り、お参りにでも行こうかと思います。

ふぅ。それではまた。